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自然と調和した生き方

新年あけましておめでとうございます。

ここでのブログは、デザイナーの小田内さん、六代目蔵元の西堀さん、そして私と順番で書かせていただいているので、新年の挨拶がこのタイミングとなってしまいました。

昨年は、2021年同様、新型コロナウィルスによる世界的な脅威が続いた年でした。
そして今もなお先の見えない状況が続きますが、確実に言えることがあるのではないでしょうか。
それは、人類が自然をコントロールできないことが顕在化した今、私たちは、これまでとは異質な不確実性の下にあり、自然と調和した生き方が必要であるということです。

また、コロナの問題というと、日々の感染者数やソーシャルディスタンスといった直近の問題に目を奪われがちですが、私は、もっと射程の長い視野から考えるべきだと感じています。
つまり、自然と調和した生き方を今後どのようにして取り戻していくのか、これがコロナの問題によって提起された私たちへの問いだと思っています。

今まで何度か触れていますが、自然と調和した生き方、これを学ぶことができるのは日本全国の各地域に分散している酒蔵です。
強引に酒蔵と結びつけましたが、日本全国の小規模な酒蔵の数は1300程度あり、歴史と地域社会ともに共生・存続・醸成され、地域の「地酒」文化を纏っています。

この文化の大きな特徴は、八百万の神(多神教)をはじめとした、「多様性」「雑種性」「(動的な)和」にあり、各地域には、地域の食文化にあった良酒が存在し、そのお酒には個性が宿っているのです。
日本酒は、まさに、自然の恵みから醸されているものなのです。

私が仕事をする電力・エネルギー業界では、カーボンニュートラルが話題となっている昨今、再生可能エネルギーでは無い二酸化炭素を排出する火力発電所は自然を破壊するという当たり前から、私たちは逃げることができなくなりました。

だから、今、アタマで考えながら行動しなければならないのです。
1年遅れましたが、想定の範囲内、今年、「SAKE RE100」は、「地球のリズムと心身のリズムがシンクロし、地球とともに生きている!」という幸福感を提供する日本酒を知っていただこうと思っています。

私は、引き続き、地方の酒蔵を応援するとか、地方のエネルギー事業を育てる必要があると思い、自ら行動していこうと思います。

唎酒師:柏崎和久

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