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SAKEの魅力

日本酒は、国内では若い世代にも好まれ始め、和食ブームと共に海外でも「SAKE」の愛称で強い人気を誇っています。

あらためて日本酒の魅力って何だろうか。

久しぶりの投稿を機に整理してみたくなりました。

<我が家の正月の食卓風景>

日本酒の文化

先ず一番の魅力は日本酒が文化として奥が深いことです。歴史だけでなく、その土地の風土や気候によって個性が出ることや、蔵人の拘りごとに香りや味わいが異なります。その土地の食文化とも関係しています。

日本酒の起源は、縄文時代や弥生時代の西日本にあるとされていますが、平安時代には現代とほぼ同じ製法で造られるようになったといいます。そして、江戸時代には量産化で庶民にも流通し、地方で造り酒屋が増え、その文化が今でも残っています。

私は、文化や歴史をまとった地方の酒蔵に行き、酒造りの見学で試飲をしながら杜氏の想いを聞いたりしますが、見て味わい感じて吸収した日本酒文化に関する知識は、いつも人生の処世に役立っています。


<我が家で食べるお肉は近所のお肉屋さんから>

食に合う美味い酒

日本酒は、大吟醸酒や純米酒のように精米歩合の違いや、原料となる水や酒米、酵母の種類にもよっても香りや味わいが異なり銘柄が豊富です。また、温度や酒器などさまざまな飲み方があるのが特徴で、「食に合う、合わせることができる」というのが大きな特徴です。

ふくよかな甘みが特徴の日本酒もあれば、爽やかな香りと口当たりが心地よい日本酒もあります。こうした違いがあるからこそ、様々な食に合わせることができることが魅力です。

私は、西堀さんが醸す純米酒にすき焼き用のお肉を合わせること、唎酒師が自信を持って勧める至高の組み合わせだと思っています。

健康に良い

日本酒はその健康への効果の高さでも知られています。
お酒は健康に悪そうなイメージがあるかもしれませんが、日本酒の場合、さまざまな健康へのメリットが以下のようにあげられています。

・善玉コレステロールを増やす
・体温を高め、血行をよくし、血液の巡りをよくする
・美肌効果もある
・がんを予防する

このように様々な効果がありますが、ストレス解消に繋がる!というのが一番かと思います。

以上、大きく分けて、3つの魅力を整理しましたが、「日本酒ならではの魅力10カ条」というものがあります。こちらは、唎酒師を認定する日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)からの引用です。

⒈ 冷やしても温めても楽しめる飲用温度帯の広さ
⒉ 夏は冷酒、冬は燗酒など、季節ごとに飲み分けられる
⒊ 料理との相性が広い食中酒。特に魚介類と好相性(主に麹の効果)
⒋ 旨味成分(アミノ酸など)を含むコクのある酒
⒌ アルコール飲料の中で、身体を冷やす効果が低く、また美肌効果が高いとされる健康酒
⒍ 各地域の特性を反映したバラエティ豊かな地酒
⒎ 日本を代表する國酒
⒏ 神様に捧げる聖なる液体として伝承されてきた伝統酒
⒐ 高価な原料から造られる特別な酒
⒑ 高度な技術(並行複発酵)を要する付加価値の高い酒

以上、あくまでも「技術士×唎酒師」の見解ですが、一度日本酒に魅了されれば、交友関係や世界が「広がる」と思います。
私は、私生活でも日本酒を堪能し、仕事で各地を巡っています。日本酒を通して、まだまだ新たな出会いや発見があるかもしれない。
こんなことも日本酒の魅力だと思っています。


<富山市 岩瀬地区の風景>
唎酒師:柏崎和久

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